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弁護士法人心 京都法律事務所
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初めてのお客様のご連絡先
受付時間内にご予約を頂ければ、夜間・土日祝もご相談を承ります。
電話受付時間平日 9時~21時 / 土日祝 9時~18時※
※12月31日~1月3日は除く。また、大型連休中の休業や臨時休業もございますので、詳細は心グループニュースをご覧ください。
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所在地
〒601-8003 京都市南区東九条西山王町11 白川ビルⅡ4F
1Fにローソンさんが入居しているビルです。
(京都弁護士会所属)
弁護士が相談前に確認すること
1 相談前に相手等の名前を確認する理由
⑴ 利益相反の確認
弁護士が、法律相談を希望している方の相談を受ける際には、必ず相談者等の当事者や関係者の名前を確認しています。
これは、弁護士自身と相談者の利害が対立したり、弁護士がすでに依頼や相談を受けた方や顧問先との利害が対立するような利益相反となる場合には、相談を受けること自体が弁護士の職務の公正に対する信頼を損なうためです。
⑵ 確認が必要となる理由
例えば、すでに担当弁護士が相手方から相談を受けて話を聞いていたり、相手方の勤め先が事務所の顧問先であった場合には、ご相談者の方は自分の話した内容が相手に伝わることや、自分の話した情報を相手が有利になる目的で使われたりすることがあるのではないかと心配になってしまいます。
仮に、実際に情報が伝わっていなくても、情報が伝わってしまう可能性があるだけで弁護士という職業に対する信頼まで損なわれてしまうのです。
また、弁護士としても、弁護士のことを信頼してすべての事情を隠さずに話していただかないと、適切な判断やアドバイスをすることができません。
他方、相談者の方は、相談を入り口の段階で断られたとしても、別の事務所の弁護士に相談することはできますので、弁護士に対する信頼を損ねてまで利益相反の可能性のある弁護士に相談する必要はないかと思います。
そこで、弁護士は、弁護士法等で、利益相反の可能性がある場合には、原則として依頼や相談を受けてはならないと定められています。
そのため、当法人のみならず、どの弁護士事務所でも同じように確認がなされます。
2 確認のために必要となる情報
このようなことから、弁護士は、ご相談をお伺いする前に、きちんと相手方や必要な関係者の名前を確認して、相談や依頼を受けたことのある人や関係者等ではないかを、確認することが義務付けられています。
同姓同名の方がいることもありますので、場合によっては生年月日や電話番後、住所等まで確認して、別人であることを確認することもあります。
もし、情報が足りなくてきちんと確認できず、利益相反等の可能性が少しでも残る場合には、せっかくご連絡をいただいても、相談自体をお断りすることになってしまいます。
ご相談の前には必ず当事者の情報を伺いますので、あらかじめご準備をいただくことで、スムーズにご相談いただくことができるかと思います。
色々な情報を伺うことになり、お手数をおかけすることもあるかもしれませんが、弁護士に相談する際には必須の情報です。
当法人にご相談の際にも、ご協力をお願いいたします。