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交通事故の裁判が終わるまでの期間

  • 文責:所長 弁護士 伊藤美穂
  • 最終更新日:2023年1月20日

1 裁判は時間がかかる

交通事故に遭い、相手方や相手方保険会社と話し合いによる解決ができない場合、最終的には裁判を起こさざるを得ないことがあります。

そして、裁判は一般的に時間がかかると言われています。

1年以上、長い場合は2~3年、あるいはそれ以上の時間がかかる場合もあります。

ただ、1年、中には1年未満の比較的短期で終了する場合もあります。

それでは、どのような場合に長くかかり、どのような場合に短期で終わるのでしょうか。

2 和解で終わる場合

裁判が起こされると、双方が主に書面で、お互いの言い分を主張・立証します。

そして、裁判期日は通常1~2ヶ月に1回程度のぺースで開かれますが、5~6回の期日が開催された時点でお互いの主張・立証が出尽くした場合、裁判所から和解の提案がある場合があります。

この和解の提案に双方が乗れば、そこで裁判は終了します。

和解で終わる場合、テレビドラマで見るような証人尋問(これがあるとかなり期間が延びます)は開催されないのが通常です。

和解で終了する場合は、早いと1年前後、更に早ければ1年未満で終了することもあります。

3 判決で終わる場合

和解での解決が不可能な場合、更に双方が主張・立証を尽くし、裁判所から判決が出ることとなります。

判決まで行く場合は、期日も多数回開催され、時間を要する証人尋問も行われるため、時間がかかることが多いです。

判決まで行く場合は2~3年かかることはザラであり、もっとかかる場合もあります。

もっとも、実際の裁判では、判決まで行く場合よりも和解で終了する場合のほうが多いのが現状です。

4 複雑な事件

争点が多いか、専門性が高い事件、難解な事件などは、審理に時間がかかることから、期間が長くなることが多いです。

5 裁判は弁護士に依頼すべきです

裁判は、被害者の方が自分で起こすことも可能です(本人訴訟)。

もっとも、裁判はどのような書類を提出すればよいか、どのように主張を展開すれば勝てるのか、相手方の主張に対してはどのように反論すればよいのか、非常に専門性が高く、適切に行えなければ敗訴となります。

また、自分では効率よく主張・立証をすることができないため、期間も長くなります。

素人の方が自分で裁判を起こすことはせず、弁護士に依頼することを強くお勧めします。

京都の方であれば、弁護士法人心 京都法律事務所に一度ご相談ください。

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